隠れた初日の出スポット信夫山
初日の出を拝む 薬王寺

晴れればここから初日の出が見える
信夫山の山頂にある薬王寺。その裏手にある薬師堂より東方に霊山が見えます。天候が良いと、7時頃にここから初日の出を見ることができます。
≪お願い≫
山頂まで急な坂道が続きます。天候によっては路面が凍結します。滑りやすくなり大変危険ですので、朝6時以降に入山されるようお願いします。麓から大人で約30分かかりますので、麓を6時過ぎに出発されることをおすすめします。滑りにくい靴で、気をつけてご参拝ください。

薬王寺 鐘楼
薬王寺では毎年、大みそかの夜23時15分頃より除夜の鐘を突きます。人は108の煩悩(ぼんのう※)があると言われ、その煩悩をはらうために108回を突くと言われています。大みそか(12月31日)の深夜0時から、新しい年になる時間を鐘を突きながら迎えます。
明治30年代に福島の風光明媚(ふうこうめいび)な風景を後世に残したいと和歌「福島八景」が詠まれ、この薬王寺の鐘も「福島八景」として歌われました。「夕されば むかし信夫の 摺り衣 きくも露けき 山寺の鐘」。
※煩悩…人の欲のこと。

薬王寺 本堂
薬王寺は、天安元年に僧、慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)が東北巡りの際、一本の香木に薬師尊像を刻み寺を開いたことが、始まりと伝えられています。明治7年に開校した福島市立御山小学校の仮教場として使用されたことがあり、本堂内には落書きの跡が残されています。
境内には、延命招福無病息災のご利益があるという延命地蔵尊や、釈迦像を足の形で現した釈迦牟尼佛足石(しゃかむにぶっそくせき)があります。
薬王寺
住所 | 福島県福島市御山字西坂8 |
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駐車場 | 冬場は路面が凍結しますので、歩いてご参拝ください。 |
お問い合わせ | 薬王寺 電話:024-535-1419 |
縁結びのご利益 羽黒神社

羽黒神社
五穀豊穣、家内安全、身体強健の他に縁結びにもご利益があるとされます。3年続けてお参りすると恋が結ばれるという言い伝えもあることから若い男女が多く訪れています。旧暦の1月14日、15日は満月になり、願いがかなう時とされていました。昔は若い男女が自由に外出できる機会が少なく、この日は特別な日「暁まいり」とされ、外出して異性と会うことが許されました。戦後の暁まいりは十数万人の人出でにぎわい、街の映画館や食堂は朝まで営業していたそうです。

大わらじ
≪お願い≫
羽黒神社までは、急な坂道が続きます。天候によっては道路が凍結し、滑りやすくなり大変危険です。滑りにくい靴で、気をつけてご参拝ください。
羽黒神社の脇には、毎年2月10日に行われる「暁まいり」で健脚を願い奉納された大わらじがあります。大わらじに触ると、足腰が健康になると言われています。大わらじは長さ12メートル、重さ2トン、日本一の大きさです。

わらじい
この大わらじをモチーフにした新キャラクター「わらじい」が誕生しました。「わらじい」が描かれた「信夫山わらじい御守」があり、羽黒神社に奉納された大わらじのワラが入っています。ご利益はもちろん健脚と縁結び。取り扱いは、福島市観光案内所(JR新幹線改札口向い)、西沢書店(大町店・北店)、ブラッとショップ文化通り店 他。
わらじいの詳細については下記ホームページをご覧ください。
≫浦部博の信夫山研究室(新ウインドウで表示)
羽黒神社
住所 | 福島県福島市信夫山 |
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駐車場 | 冬場は路面が凍結しますので、歩いてご参拝ください。 |
お問い合わせ | 福島県護国神社社務所 電話: 024-535-0519
[わらじいに関すること](株)アド・プロダクション 電話:024-545-7777 |
恋の行方を占う 福島県護国神社(正式名称:福島縣護國神社)

福島県護国神社 本殿
福島県護国神社は明治天皇のご意向によって明治12年に創建されました。福島県ゆかりの御英霊(ごえいれい)と天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)が祭られています。安産祈願にご利益があることで知られ、境内には、触れると金運がアップすると言われている「さざれ石」があります。
同境内の信夫山天満宮(しのぶやまてんまんぐう)では、東北の太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)として合格祈願も行っています。太宰府天満宮の側には、なでた所にご利益があると言われる天満宮の神使(祭神の使者)「なで牛」があります。

おみくじ
1月1日(祝日)から4日(日曜日)まで露店が並び、市内外から多くの参拝客でにぎわいます。露店の営業は、大みそかは23時から元日の2時まで、元日から4日は10時から17時まで。
13種類のさまざまなおみくじがある中、若い女性には恋みくじが人気。恋みくじは2種類あり、100円と、ハートの鈴根付きの300円のものがあります。ハートの鈴は全部で6色。
おみくじは自分にとって悪い内容は神社に置いて帰り、良い内容は持ち帰るとされています。おみくじを結ぶことは神様との「縁」を結ぶ、という意味合いもあります。置いて行く場合は、指定の場所に結んでいきましょう。

お守り
50種類以上のお守りや御札が用意されています。若い方やカップルに人気があるのは、「えんむすびのおまもり」と「四つ葉のクローバー守」。「干支おまもり」は十二支それぞれの動物の鈴をあしらったかわいらしいお守り。ペアで身につけるのがおすすめです。
お守りは1年ごとに新しくしたほうが良いとされています。新しくてきれいなお守りは神の力が強いと考えられています。いつも身につけていると古くなり、神の力が弱くなると言われています。1年間お世話になったお守りは、受け取った神社やお寺に返すのが基本です。お焚き上げをしてもらいましょう。福島県護国神社では、どんど焼きにてお焚き上げを行います。どんど焼きは1月10日(土曜日)から15日(木曜日)まで。10日から12日は露店が出店します。露店の営業は10時から17時まで。
福島県護国神社
住所 | 福島県福島市駒山1 |
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駐車場 | 100台(1月1日から3日は200台) |
ホームページ | 福島県護国神社(新ウインドウで表示) |
問い合わせ | 福島県護国神社社務所 電話: 024-535-0519 |