東京電力福島第1原子力発電所事故から3年が経ちました。被害を受けた各自治体では、住民が安全・安心な暮らしを送れるよう、除染をはじめとした、さまざまな放射線対策を実施してきました。
福島市でも、市だけでなく、たくさんの方々の力により、一歩ずつ着実に除染が進められています。除染に取り組む方の姿や、現在の除染の状況を発信している施設をご紹介します。
除染監理員のみなさんにお伺いしました

住宅の除染作業は市職員の代わりに、除染監理員を配置して進めています。除染監理員は、除染作業をスムーズに行うために、市民と除染業者の間に立って除染作業の打ち合わせや現場の監督を行うなど重要な役割を担っています。
除染情報施設
除染情報センター

福島市役所1階にある「除染情報センター」は、除染に関するさまざまな情報を発信しています。
平成25年11月のリニューアル後は、地区ごとの住宅除染の進捗が一目で分かるホワイトボードや放射線の健康への影響などの情報が追加され、より分かりやすくなっています。
除染情報プラザ

福島駅から北へ約400メートルのところにある、福島県と環境省が設置した施設。白と緑で統一された明るい雰囲気のスペースに、模型、体験コーナーを設け除染や放射線に関する展示を行っています。