福島市を代表する大通りの1つである平和通り、その誕生から現在までの歴史を紹介します。平和通りの歴史を通して、福島市の戦中、戦後復興、経済発展の歩みが見えてきます。
戦中の福島市
昭和6年(1931年)の満州事変から、日中戦争、太平洋戦争へと、終戦の昭和20年(1945年)まで、15年の長い戦争の時代でした。戦争は福島市にも多くの苦難と悲しみを与えました。
平和通りの誕生
終戦直前に、防火地域としてつくられた疎開空地は、福島市の新しい大通り、平和通りとして生まれ変わりました。
平和通りと福島市の発展
昭和31年(1956年)、経済企画庁が発行した経済白書には「もはや戦後ではない」という記述が盛り込まれました。戦後の復興期から、高度成長期へ向かい、平和通りも発展してきました。
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協力
福島市教育委員会市史編纂室
参考文献
「福島市史第5巻 近代II」福島市
「福島市史別巻VI 福島の民俗II」福島市
「拓けてきた私たちの街」福島市
「福島市 清明学区の歴史」福島市立清明小学校父母と教師の会
「ふるさとの想い出写真集 明治大正昭和 福島」 国書刊行会
「ふるさと福島市 保存版 福島市制施行100周年記念写真集」 郷土出版社
「ふくしまの20世紀 福島民報が伝えた百年」 福島民報社