福島市が生んだ昭和日本を代表する作曲家 古関裕而

 古関裕而(こせきゆうじ)は、福島市が生んだ日本を代表する作曲家の一人です。大正から昭和にかけて、約5,000曲も作曲したと言われています。古関裕而は、音楽一家に生まれたわけでもなく、音楽学校を卒業したわけでもなく、ほぼ独学で高度な作曲技法を身につけ、多くのヒット曲を生み出しました。おそらく、古関裕而の名前を知らない人でも、曲を聴けば「あぁ、この曲」と思い当たることも多いのではないでしょうか。

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古関裕而の足跡

古関裕而の足跡福島で生まれてからプロになるまで、プロの作曲家になってから終戦まで、戦後の活躍と、大きく3つに分けて、古関裕而の足跡を紹介します。

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古関裕而の略年譜

古関裕而の略年譜古関裕而の年譜を紹介します。

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古関裕而の曲紹介

古関裕而の曲紹介古関裕而の作曲した曲の中からいくつかを、エピソードを添えて紹介します。

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福島市で古関裕而を訪ねる

福島市古関裕而記念館

古関裕而記念館外観

福島市古関裕而記念館

 福島市古関裕而記念館では、写真パネル、直筆色紙、楽譜、レコード、愛用の品など、数々の資料を展示しています。また、古関裕而の代表的な100曲から曲目を選択してヘッドフォンで聞ける試聴コーナー、生い立ちや作品を紹介するビデオコーナー、古関裕而が作曲に使っていた部屋を再現した記念室があります。
 外観は、古関裕而作曲のヒット曲の一つ「とんがり帽子」(ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の主題歌)を思い起こさせます。

開館時間 9:00~17:00(但し、入館は16:30まで)
休館日 年末年始(12月29日から1月3日)を除いて開館
但し、施設点検や展示替え等で、臨時に休館することがございますので、ご来館の際はあらかじめご確認ください。
入館料 一般:300円 小中学生:100円
※団体割引・障がい者免除あり
住所 〒960-8117 福島市入江町1-1
交通のご案内

車でお越しの場合

(東京方面から)
東北自動車道福島西インターから国道115号線・国道4号線経由で8.2㎞(約25分)
(仙台方面から)
東北自動車道飯坂インターから国道13号線・国道4号線経由で7.7㎞(約20分)

 

公共交通機関利用の場合

(路線バス)
1. JR福島駅東口バスターミナル(2、3番乗場)より乗車し、「日赤前」停留所下車、徒歩約3分。
2. JR福島駅東口バスターミナル(7番乗場)より「古関裕而メロディーバス」に乗車し、「古関裕而記念館前・音楽堂」停留所下車。
(高速バス)
仙台、郡山、会津若松より乗車し、「福島競馬場前」(終点)停留所下車、徒歩約5分。

ホームページ 福島市古関裕而記念館(新ウインドウで表示)
お問い合わせ 電話:024-531-3012

 

古関裕而ゆかりの地

 福島市内には多くの古関裕而ゆかりの地があります。
 古関裕而の曲に思いをはせながら、ゆかりの地を訪ねてみてはいかがでしょうか。

福島市ホームページ:古関裕而生誕100年 ゆかりの地 MAP(新ウィンドウで表示)


取材協力

福島市古関裕而記念館
学校法人福島成蹊学園
福島市立吾妻中学校

参考文献

「古関裕而 鐘よ鳴り響け」古関裕而著、日本図書センター
「古関裕而物語」齋藤秀隆著、歴史春秋社
「古関裕而 うた物語」齋藤秀隆著、歴史春秋社
「古関裕而 1929/30 かぐや姫はどこへ行った」国分義司・ギボンズ京子著、日本図書刊行会
「福島成蹊百年史」学校法人福島成蹊学園

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