福島のおいしい郷土料理 いかにんじん

いかにんじんの写真

<材料>にんじん:300グラム、スルメ:1枚、塩・砂糖:少々、酒:少々、漬けだれ:しょう油:100cc、砂糖:大さじ2分の1、みりん:小さじ2分の1、酒:小さじ2分の1、各家庭の好みで調整してください)

作り方

(1)スルメは、横に3~4等分に切り(3~4センチメートル)、さらにそれを縦に適当な太さに切る。さっと水洗いをして、水気を切り、酒をふりかけて30分~1時間くらいおく。

スルメのイメージ写真

(2)にんじんはスルメと同じくらいの長さに切り、全体に塩・砂糖をふり軽くもんで、30分~1時間くらいおく。おいたあと、水で塩気をしっかり洗い流す。(パリっとなります。)

人参のイメージ写真

(3)鍋に漬けだれの材料を入れて、火にかけ沸騰する直前に止めて冷ます。冷めたら、1と2の具を入れて混ぜ、軽い落し蓋をして2~3日漬け込む。

たれのイメージ写真

ふくしまの食のたくみからひと言

佐藤善井さん

今では、年間を通じて食べるようになりましたが、冷蔵庫が普及していなかった頃は、いかにんじんは、冬の寒い時期の料理でした。子どもの頃はいかにんじんを食べる頃になると、正月が近づいたと思ったものです。どんな美味しいものがあっても、正月には欠かせない料理で北海道の松前漬けのルーツとも言われています。
長にんじんを使うと、さらにおいしく出来ます。

食べる時期

お正月、日常