第8回声楽アンサンブルコンテスト全国大会

実行委員会 会長からのメッセージ

実行委員長の写真

 声楽アンサンブルコンテスト全国大会実行委員会会長の菅野正美さんに、大会の魅力、大会への思いなどを伺い、福島・全国のみなさんへのメッセージをいただきました。

大会の魅力について

大会の写真 2名から16名の少人数編成の合唱グループによる全国大会で、少人数ならではの声によるアンサンブルの美しさを競う音楽性の高い大会です。自由な伴奏で、ピアノはもちろん、パイプオルガン、管弦楽など、他の合唱コンクールにはない声と楽器とのコラボレーションによる音楽が楽しめます。
 会場になる福島市音楽堂は非常に響きが美しいことで知られています(福島市音楽堂について)。アンサンブルの美しさを堪能するには絶好の会場ですよ。
 中学校部門、高等学校部門、一般部門の3部門があり、それぞれの上位5団体程度が、金賞受賞団体として最終日の本選に出場します。部門の垣根を越えて、真の日本一を目指して華麗に競いあうのも、この大会ならでは。

全国大会を通じて伝えたいこと

応援メッセージの写真

寄せられたメッセージ

 第4回大会は、震災が起きたために開催の約1週間を前にして中止になりました。翌年、原発の不安もある中で、第5回大会の実施自体、どうなのかと心配される声もありました。しかし全国や海外から多くの励ましや支援をいただき、このような状況の時こそ音楽は必要なんだと開催することに至りました。音楽には人と人をつなげ、人に勇気と元気を与える力があるということを実感しました。合唱は同じ歌を共に歌います。一緒に歌うと気持ちが通じ合えるんです。合唱が盛んなふくしまだからこそ、ここふくしまから合唱の素晴らしさを全国、海外に発信していきたいと思います。震災後の大会再開を記念して作った「夜明けから日暮れまで」(新ウインドウで表示)という曲を大会の表彰式の最後に、みんなで合唱します。この曲は「苦難を乗り越えて共に歌うことができる喜びを語り継いでいきたい」という願いを込めているんです。

福島市のみなさんへ

波多野睦美さんの写真

ゲストの波多野睦美さん

 トップレベルの合唱グループによる演奏を一度に楽しめる絶好の機会です。感動のステージをお見逃しなく!最終日には、声楽家の波多野睦美(はたのむつみ)さんによるフレンドシップコンサートも実施します。日本一を目指して華麗に競演する本選と、プロの声楽家による素晴らしい独唱を、共に楽しんでいただけるのではないでしょうか。

全国のみなさんへ

おかあさん合唱連盟の写真

福島県おかあさん合唱連盟によるおもてなしカフェ

 ぜひ福島にお越しください。スタッフ一同、高校合唱部の学生やおかあさん合唱連盟の方々、ボランティアの方々、みなさん全国からのお客様をお迎えし、福島ならではのおもてなしの気持ちで大会を楽しんでいただけるよう、お待ちしています。福島のみなさんと一緒に、音楽の素晴らしさを分かち合いましょう。本選はすでにチケット完売ですが、当日券もあります。詳しくは大会ホームページ(新ウインドウで表示)をご覧ください。

全国の出演団体みなさんへ

 出演団体のみなさん、全国大会への出演、おめでとうございます。日頃の練習の成果を存分に発揮してください。一期一会のアンサンブルを一緒に響かせましょう。