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大会開催にあたって

第68回 全国レクリエーション大会2014福島実行委員会 インタビュー

第68回全国レクリエーション大会2014福島事務局長 佐藤 喜也さんの写真第68回 全国レクリエーション大会2014福島実行委員会

事務局長 佐藤 喜也さん

福島県レクリエーション協会の活動を行うかたわら、全国福祉レクリエーション・ネットワーク 代表も務める。

福島を元気に

 東日本大震災で福島は大きなダメージを受けました。あれから3年たった今でもさまざまな風評被害があります。
 福島県レクリエーション協会として震災後は、県内の被災地を全国から集まってくださったボランティアスタッフと共に訪ねました。現在も県内の仮設住宅を訪問し、レクリエーション活動を通じ、避難されている方たちと交流を図っています。
 レクリエーションは元気づくりなんです。レクリエーションでもっともっと福島の人たちを元気にしたい。そのためにもこの福島で全国レクリエーション大会を開催したいと思いました。

全国の方へ福島の現状を

 全国から集まった人たちには本当の福島を実際に見て欲しいんですね。元気で明るく賑わいを取り戻した福島。その半面、自分のふる里に戻れずにまだ仮設住宅で暮らしている人や風評被害で苦しんでいる人たちもいる福島。そんなありのままの姿を知って欲しいと思い、今年2014年に開催させていただくことになりました。
 大会の名称「第68回全国レクリエーション大会2014福島」にもそのような意味を込めました。「ふくしま」や「fukushima」を使われることも多いですが、私たちにとってここは「ふる里」ですから昔から使われている漢字の「福島」にしたんです。

福島から笑顔を

 大会のスローガンは「福島に 集い咲かそう 笑顔の輪」。全国大会ですので普通スローガンには直接、都道府県名を入れることはないんです。全国の人が福島に集まることで福島の人が笑顔に。そしてその笑顔で全国の人が笑顔になって欲しい。そんな祈りを込めました。

街なかでレクリエーションを

 大会では福島市の皆さんの身近な場所を会場にして、レクリエーションを体験してもらうことにしました。福島駅東口駅前広場や福島駅前通り、街なか広場などで実施します。スポーツをしない人にとってスポーツ施設は遠くに感じる場所だと思うんです。興味がなければ、なかなかそこまで行く機会ってないですよね。直接レクリエーションに関係がなくて、いろんな人が集まる場所で行いたいと思いました。福島県の皆さんに気軽に大会に来ていただいて、楽しさを感じ興味を持って欲しいです。見るだけでもいいと思います。

レクリエーションをきっかけに

 学生の時に順位をつけられることで、自分はスポーツが苦手なんだとスポーツから疎遠になってしまうことがあります。レクリエーションがきっかけで「自分にも運動ができるんだ」って思う人も多いですよ。
 大会でレクリエーションに興味を持って、これから参加してみたい、継続したいと思った人は、大会以外でも、もちろんレクリエーションに触れる機会は、たくさんあります。ぜひご参加ください。

福島県内のレクリエーションの情報は下記をご覧ください。
福島県レクリエーション協会ホームページ(新ウィンドウで開きます。)