宇宙の神秘に酔いしれ、謎の「ほだほだボール」をいただく!

宇宙の神秘に酔いしれ、謎の「ほだほだボール」をいただく!

福島市飯野町にあるUFOふれあい館を訪れ、3Dシアターなどで宇宙の神秘に触れた後は、川俣シャモと会津地鶏のダブル地鶏ラーメンでお腹も満足なプランをご紹介します。

福島市から車で約30分、UFOふれあい館へ到着

(写真左)国道114号線の福島市側入口にて宇宙人がお出迎えしてくれます。 (写真右)千貫森中腹にUFOふれあい館があります。

(写真左)国道114号線の福島市側入口にて宇宙人がお出迎えしてくれます。
(写真右)千貫森中腹にUFOふれあい館があります。

 福島駅から車で約30分、千貫森の中腹に八角形の建物が見えてきます。UFOの里として名高い飯野町のUFOふれあい館の事務局長、阿部 義一さんに案内していただきました。

まずは一階にあるコーナーについて教えてください!

阿部さん: 入口を入ってすぐの所に「UFO研究家」として知られる荒井欣一先生に寄贈していただいた約3,000点ほどの資料がございます。他にも南山博先生など著名な先生の本もあり、これらは廃版になっているものが多くあるので、ここにあると知っている方は遠方からでもお見えになります。ちなみに、書物等は持ち出し禁止になっておりまして、読みたい方は二階の大広間でゆっくり読んでいただき、展望風呂に入って疲れを癒すということになっております(笑)

(写真左)UFOふれあい館 事務局長の阿部さん。 (写真右)館内に入ると宇宙やUFOに関する貴重な資料がズラリと並んでいます。

(写真左)UFOふれあい館 事務局長の阿部さん。
(写真右)館内に入ると宇宙やUFOに関する貴重な資料がズラリと並んでいます。

その先はミステリーゾーンになっておりまして、グレイタイプの宇宙人がちょっとサプライズな出迎えをしてくれます。
その先のフロアは平成25年の7月にリニューアルしました。このフロアは宇宙エリアやUFOエリア、UFO目撃と千貫森伝説コーナーなどに分かれておりまして、まるで宇宙空間に入ったような感じを味わっていただければと思います。
入口には、マニアの方が描いた宇宙船内部の絵や、宮城県から茨城県まで千貫森を中心にしたパワーラインを地図上に描いたものがあります。
UFOエリアには、有名なアダムスキー型の円盤の模型や、荒井先生の寄贈品ですがCIA秘密文書のコピーもあります。内容まではわからないのですが(笑)

(写真左)UFOエリアにあるアダムスキー型円盤の模型。 (写真右)千貫森を形成する玄武岩は、磁気を帯びているため方位磁石が狂うそうです。

(写真左)UFOエリアにあるアダムスキー型円盤の模型。
(写真右)千貫森を形成する玄武岩は、磁気を帯びているため方位磁石が狂うそうです。

壁にはパネル展示になっておりまして、平成17年までの日本で目撃されたUFOの分布図になります。となりの大きなパネルには、1947年のロズウェル事件を初め、世界のUFO歴史を写真付きで詳しく説明されています。お客様の中には、「この写真は雑誌で見た時がある」「この事件は知ってる」というお客様もいらっしゃいます。他には、よく目撃されるUFOの形のまとめやUFOの目撃事例や事件の年表などもあります。後はリニューアルの時、前までは上半身しかなかったキャラクターたちの全体像を作りました。森の中に10体の石像が道案内としても置かれています。フロアの中央に置かれているパネルも荒井先生の寄贈品になりまして、UFOがはっきり見える写真などを中心に展示しており、季節によって展示する写真なども変えています。
また、千貫森を形成している玄武岩があります。この石は磁気を帯びていることと、叩くとまるで金属を叩いたような音がします。さらにこの石の影響なのか、方位磁石が北を示さない場所が多く、磁気の強い場所によっては方位磁石が一回転してしまうようなこともあります。
反対側の壁には昨年12月に行われた、歌手の水木ノアさんが企画した宇宙人仮装・イラストコンテストの作品も展示されています。このコンテストは今年も行う予定です。

(写真左)宇宙人エリアでは宇宙人と記念撮影ができます。 (写真右)3Dシアターでは「千貫森の謎」を上映中。3Dメガネも無料貸出です。

(写真左)宇宙人エリアでは宇宙人と記念撮影ができます。
(写真右)3Dシアターでは「千貫森の謎」を上映中。3Dメガネも無料貸出です。

宇宙人エリアでは宇宙人がこちらをじっと見つめている形になります(笑)ここでは宇宙人との記念撮影が出来る場所になっております。
そしてフロアの最後のところで、「千貫森の謎」というタイトルの3Dシアターを上映しています。最大約15名の人数で、映像の長さは8分30秒になります。実際に宇宙人がいるのか? そこに千貫森がどう関わっているのか、という内容です。詳しくはぜひ見ていただきたいと思います。

二階には展望風呂と休憩室があるんですよね?

(写真左)二階にある展望風呂。入湯料は入場料に含まれています。 (写真右)見晴らしの良い「宇宙の間」で自由にゆったりくつろげます。

(写真左)二階にある展望風呂。入湯料は入場料に含まれています。
(写真右)見晴らしの良い「宇宙の間」で自由にゆったりくつろげます。

阿部さん: 和室は2つありまして、小さい方は「銀河の間」と言いまして予約制の部屋になります。団体の小会議などに使われております。大きい方は「宇宙の間」と言いまして開放しておりますので、自由に休憩などが出来るようになっています。一応貸切もできますが、基本はあまり行っていません。特に仕切りはないのですが、団体様が使われる時は予約席なども設けておりますので、一般の方と分けることもできます。「宇宙の間」の方は見晴らしも非常にいい場所になっております。

 展望風呂は、男女別で最大約6人が入れる大きさになっております。秋など季節によってはりんご風呂など企画風呂も行っております。今は休止しておりますがゆず風呂なども行っておりました。ちなみに7月から9月末まで17時以降は入場料無料になっております。(ただし19時閉館です。詳細は、UFOふれあい館の受付でお尋ねください。)

UFO物産館・パノラマ食堂のお勧め商品を教えてください!

 パノラマ食堂のオススメメニューは「ダブル地鶏ラーメン」、「ほだほだボール」、そして最近新しくメニューに追加された「和風キーマカレー」、「んだんだボール」です。

(写真左)ダブル地鶏ラーメン(塩)630円。コクがある鶏のスープがおいしいです。 (写真右)夏野菜を使ったキーマカレー680円は、夏にぴったりな商品です。

(写真左)ダブル地鶏ラーメン(塩)630円。コクがある鶏のスープがおいしいです。
(写真右)夏野菜を使ったキーマカレー680円は、夏にぴったりな商品です。

 「ダブル地鶏ラーメン」は塩としょう油、味噌があり、今回は塩味を紹介します。川俣シャモと会津地鶏をダシに使ったスープはあっさりとしていながらコクがあり、たまに感じるラー油が非常にいいアクセントになっています。麺は細麺ストレートでスープとよく合います。トッピングに大きな豚チャーシューと自家製穂先メンマの入った非常においしいラーメンです。
 「和風キーマカレー」は福島市内に店舗を構えるHAPPY HAPPY CURRY様に提供いただいたルーにたっぷりのひき肉と夏野菜が入った一品です。少し甘めのルーに夏野菜とひき肉のうま味が合わさり、さらに少量入った鷹の爪が良いアクセントになっています。こちらもぜひ食べていただきたいと思います。

(写真左)「ほだほだボール(左)」と「んだんだボール(右)」は各100円です。 (写真右)食堂は絶景の見える窓側がオススメ。食事もさらに美味しくなります。

(写真左)「ほだほだボール(左)」と「んだんだボール(右)」は各100円です。
(写真右)食堂は絶景の見える窓側がオススメ。食事もさらに美味しくなります。

 「ほだほだボール」は丸いコロッケのような見た目なのですが、中にはレンコンと2種類のチーズが入っており、レンコンの食感とチーズの酸味、カレーの味が合わさった一品です。大きさも手ごろで、一つでもお腹が膨れるのでおやつなどにも丁度良いですよ。
 「んだんだボール」は、見た目は「ほだほだボール」とよく似ていますが、中にはご飯としいたけ、昆布にちくわなどが入っており、少し濃い目の和風しょうゆ味です。こちらも同じく手頃な大きさですので、ぜひ「ほだほだボール」と食べ比べもしてほしいと思います。
 他にもコーヒーショップの椏久里様から仕入れているコーヒーなども美味しいです。食堂のバルコニーから見る景色は絶景ですので、ぜひ外を眺めながら食べていただきたいです。
 UFO物産館のオススメ商品は、これからの季節星空を眺めるときに使える星座の早見表や宇宙人ユータンのキーホルダーかけなどがあります。他にも色々な味の宇宙食や、物産館の入口に飾ってある宇宙人の石像も販売しています。ただしこの石像は一体約3万です(笑)

(写真左)食堂バルコニーにて、天気の良い日は那須の山々まで見渡せます。 (写真右)物産館ではNASA公認の宇宙食や宇宙人石像などUFOふれあい館ならではの商品が所狭しと並んでいます。

(写真左)食堂バルコニーにて、天気の良い日は那須の山々まで見渡せます。
(写真右)物産館ではNASA公認の宇宙食や宇宙人石像などUFOふれあい館ならではの商品が所狭しと並んでいます。

詳細情報

UFOふれあい館

  • 住所:福島県福島市飯野町青木字小手神森1-299
  • 電話:024-562-2002
  • 開館時間:9時~17時(平成26年9月30日まで19時)
  • 休館日:月曜日(ただし祝日の場合はその翌日。12月29日から翌年1月3日まで)
  • 入場料(和室及び浴場含む):大人400円、小中学生200円(団体は大人350円、小中学生150円。)
  • 駐車場:60台
  • ホームページ: http://ufonosato.com/

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