福島市男女共生セミナーレポートの画像

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この記事は2012年4月3日に公開したものです。
予めご了承の上ご覧ください。

 平成24年2月25日、福島市男女共生セミナーが福島テルサにて開催されました。 この催しは、復興に向けた元気の発信を図るため、福島市男女共生セミナー実行委員会の主催により行われたものです。
セミナーでは、「飯坂太鼓」の演技や、高校生による「ふくしま総文」の活動報告やチアステージなどのアトラクションが披露されました。  また、プロ野球解説者で元千葉ロッテマリーンズ投手の黒木 知宏さんにより、「いま頑張ることの大切さ」と題した講演が行われました。
約350名の来場者からは、力強い演技や高校生による若さと元気の発信、そして力強い励みになるような講演を受け、「とても励まされた」、「感動した!」、「学んだことを生かして前に進みたい」などの声が多く寄せられたそうです。

オープニング

飯坂八幡神社祭り太鼓保存会による、「飯坂太鼓」の勇壮な演技が行われました。

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開会セレモニー

 瀬戸孝則福島市長及び山際陽子実行委員長が、主催者あいさつを行いました。

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アトラクション

「ふくしま総文」の活動報告

 県立福島南高校のふくしま総文(元)生徒実行委員(4名)が、映像を見ながらふくしま総文を振り返りました。ふくしま総文の開会式で発表された、構成劇「ふくしまからのメッセージ」については、生徒のメッセージと、“福島に生まれて、福島で育って・・”のハイライトシーンが上映されました。また、高校生が避難所訪問活動や仮設住宅訪問活動などを通して、被災者の方々と福島を元気にするための活動を行っていることをPRしました。

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チアステージの披露

 県立福島高校チアリーディング部(4名)によるチアステージが披露されました。福高チアは昨年8月に開催した県高校マーチングバンド・バトントワリング発表会において最優秀賞を獲得したチームです。
途中で「がんばれ福島」の横断幕を掲げたシーンでは会場から大きな拍手が巻き起こり、会場が一体となって盛り上がったステージとなりました。

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講演

「いま頑張ることの大切さ」

 講師:黒木 知宏 さん(プロ野球解説者、元千葉ロッテマリーンズ投手)
現役時代にケガで苦しんだ経験をもとに「最後まで諦めないことで未来が開ける」などと語り、諦めないことの大切さを聴講者に伝えるとともに、座右の銘である「いま頑張れ、いま頑張らずにいつ頑張る」という言葉を聴講者に贈りました。また、講演終了後は来場していた野球少年にサインボールをプレゼントし、少年たちにエールを送りました。

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来場者アンケートより

感動しました!

 飯坂太鼓、チアリーディング、総文、若い人達の力強い演技を見てとても感激しました。このような若い人達がきっと福島を支えてくれるとうれしくて涙が出てしまいました。

前進する力をもらいました!

・震災から一年を迎えようとしていますが今だ先の見えない避難生活をする住人として、総文メッセージは改めて若い方達からの力強いメッセージとして受け、前を向いて行こうとする気持ちにさせられ涙しながら聞き入りました。辛い日々にこうしたセミナーに参加でき、乗り越える力になりました。浪江町からの避難者です。

・飯坂太鼓の力強さ最高でした。高校生の若さ、明るさ、元気、これからの福島の未来に光を感じ、みんなで前進、明るい未来のため力をあわせたいと強く思いました。若い人に負けられないですね。黒木さんの熱い話、聞けてよかったです。

学んだことを生かしたい!

 黒木さんの講演を聞いて、「どんなことでも一日一回全力を出す」という言葉に共感した。自分に甘くなっていた毎日でしたが、明日からそうなりたい。

関連リンク

【本記事は、福島市男女共生セミナー実行委員会事務局から資料提供を受けております。】